狂言(きょうげん)をたいけんしてみよう
特別バージョン

平成19年7月29日(日) 13:30〜15:30                



今日の講師の方は、大蔵流 茂山 茂さんです。

狂言についていろいろ教えていただきました。


古典芸能、伝統芸能といわれるものは、昔の人が
作ったやり方で今もやっている芝居。特徴としては
決まりごとがあるので演出家がいない事です。


緞帳がある舞台での芝居をがくぶち形式といわれ
狂言などの舞台ははりだし形式というそうです。客
席が周りを囲み、客席に張り出す格好になるのです。
ですから大道具は使えません。
セリフで大げさに『つもり』の演技をするのだそうです。

狂言は笑って楽しんでもらう演技で喜劇です。




笑う


泣く


かまえ
はーーーは・は・は・は・は・ へーーーへ・へ・へ・へ・へ・ 足ははの字、ひざを少し曲げ、
背中とおしりを真直ぐにする。
なかなかむつかしい。
    


泣く体験やかまえの体験をみんなでします。
    
木の枝から柿をとりたべる演技と扇子をそのまま持ちのこぎりで木を切る演技です。
   


突然茂山さんの大きな口、声で
 
はーーーは・は・は・は・は の声にみんな
びっくりぎょうてん!


 扇子をひろげとっくりとちょこになりました。

質問コーナーになりました。
     つかれませんか?      つかれますよ
学校へきてくれますか? よんでもらえばいきますよ
何歳からはじめられましたか? 3才か4才ころです
どうしてはじめられましたか? 父がしていたから
女は狂言師にはなれませんか? なれる事もあります
つからはじまりましたか? 室町時代といわれています
何歳ですか? 31才です
けっこんしていますか? 子どもが二人います



面白い質問がありますね
初めての狂言 茂山さんの説明、指導を
興味深そうに聞いたり、体験していました。
思いもしない大きい声、大げさな身振り、
手振りにもびっくりでした。
それでもみんな楽しそうに演技を体験し
満足そうでした。

そのことを発見ノートに書き終わりました。
夏休みの貴重な体験になったようです。

次回は9月22日(土)です。