乳幼児子育てセミナー
子育てのイ・ロ・ハ(1)
平成15年9月25日(木)
己斐公民館で
子育てのイ・ロ・ハ(託児付き)の
第1回「楽しく子育て」

ありました。
講師:子育て支援センター専門員
    今井 美津子さん
対象:乳幼児(3歳児まで)をもつ親
定員: 親子20組
30組の応募者があり抽選に
なりました。

朝、母親と一緒に来た乳幼児は
別室が用意され、己斐女性会の
皆さんに預けられました。
生後4ヶ月から3歳までの子ども達
母親から離されたとたんに泣く子、
すぐにおもちゃで遊ぶ子、
すやすや眠る子と様々
講師のお話の途中、泣き声が
聞こえると、我が子ではと
気になる母親。
でも己斐女性会の皆さんによる
託児のおかげで、安心して
セミナーを受けることが
出来たようです。


多く寄せられる相談の内容
◆いつも子どもとむきあっていて
自分の時間がなくイライラする。
◆2人目ができたら上の子が
抱っことか今まで出来ていたのに
靴をはかせてとか駄々をこね、
いつも怒っていて赤ん坊によくない。
◆育児書を読んで不安になる。
◆オムツのはずし方等

子育ては1人でしょうと思わない。
夫、双方の祖父母、近所の方、
子育て中の仲間・・・と
人に助けてもらう。
頼る人がいなくて1人で育てて
いるときは、自分は良くやっている
と自分を誉める。
下の子が出来ても上の子も抱っこ
したり、下の子を夫に預け、
2人で出かけ、2人だけの
「ないしょ」をつくり絆を結ぶ。
沢山の育児書があるが、
あくまでも基準。
これに振り回されないように。
1歳は1歳の、2歳は2歳の、
3歳は3歳の各年齢に応じた
成長がある。あるがままの
子どもを受けとめる。
オムツは神経質にならない。
寝る前におしっこが出るからと
言って飲み物を制限したり、
やかましく言わない。
おしっこの間隔を知る必要がある。
朝起きた時,昼寝から起きた時、
お出かけする時等に
トイレに連れていく。
おまるはおもちゃ感覚で座らせる。

子どもは気が付かないうちに親の
行動をまねる。
躾は,子どもが良いこと,悪いことの
判断が出来るように
親が見本になる行動をする。

最近の子どもは
人との関わり方がへた
自分の意志表示がへた

克服するには同年代の仲間と
遊ぶこと。仲間の中で
自分の感情が表せるようにする。
母親に認められることによって
快の感情(充実感・達成感)が
しっかりできるように
情緒が安定する言葉がけを
沢山する。そうすることによって
他人に対する不快を許し、
我慢することが育ってくる。
母親がイライラしていると無理なので
友達と電話で話し合ったり、
支え合える仲間を作り、人に
助けてもらう。子育て中は
大変だけど「子育てサロン」等に
出かけ,沢山の人と出会うことが
必要といったお話でした